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オブザーバビリティの3本柱:Logs/Metrics/Tracesを統合する実装

Deploy 編集部
Deploy 編集部
Deploy CTO。15年以上のソフトウェア開発経験を持ち、多数の企業のDevOps導入を支援。
2026年04月28日
3分で読める
OpenTelemetryを軸に、ログ・メトリクス・トレースを統合したオブザーバビリティ基盤の作り方。
#オブザーバビリティ #OpenTelemetry #監視 #SRE
オブザーバビリティの3本柱:Logs/Metrics/Tracesを統合する実装

導入

今回は、ログ・メトリクス・トレースを統合したオブザーバビリティ基盤の作り方について説明します。OpenTelemetryを軸に、複数のソフトウェアエージェントやコラクターを利用して、ログ・メトリクス・トレースを収集・分析することで、システムの状態を理解し、問題点を迅速に発見し、改善することが可能である。

背景・現状の課題

今日は、従来のログベースモニタリングシステムを使用していた企業Aにおいて、複数のサービスを管理することで、問題点を迅速に発見し、改善することが困難となっていました。ログベースモニタリングシステムは、ログを収集・分析するだけであり、メトリクスやトレースの収集・分析には不適切であるためです。

具体的なアプローチ・実装パターン

1. OpenTelemetryを利用して、各サービスのログ・メトリクス・トレースを収集する。OpenTelemetryは、Java、Go、Pythonなどで使用可能であり、各ライブラリによっては、自動的に生成されるコードもあるため、簡単に実装できます。 2. 収集したログ・メトリクス・トレースを分析するために、OpenTelemetry Collectorを使用する。Collectorは、各サービスから収集されたデータを単一の場所に集約することができ、それらを分析するために、PrometheusやJaegerなどのツールを使用することもできます。 3. 分析結果を可視化するために、GrafanaやKibanaなどのツールを使用する。各ツールは、収集したログ・メトリクス・トレースを可視化することができ、システムの状態を理解し、問題点を迅速に発見し、改善することが可能である。

実装上の落とし穴と対策

1. 収集するデータの量が多くなり、パフォーマンスに影響を与える可能性がある。これは、収集するデータの量を制限し、必要最小限に抑えることで解決できます。 2. 収集したデータの安全性を保つために、暗号化やエンクリプションを行うことができます。 3. 分析結果を可視化するツールを選択する際、パフォーマンスや安全性を考慮して選択することが重要である。

まとめ

今回は、ログ・メトリクス・トレースを統合したオブザーバビリティ基盤の作り方について説明しました。OpenTelemetryを軸に、複数のソフトウェアエージェントやコラクターを利用して、ログ・メトリクス・トレースを収集・分析することで、システムの状態を理解し、問題点を迅速に発見し、改善することが可能である。
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