製造業
製造業大手のCI/CDを社内運用へ
古いシステムを作り替え、開発と運用の進め方を根づかせることで、生産効率を上げ、社内で運用できる体制をつくる必要があった。
自動車部品メーカー
従業員5000+名
この事例の要点
お客様の課題
外部への委託に頼るため費用が高く、社内で運用できる体制づくりも進んでいなかった。それが工場のシステム刷新を止めていた。
導入後の効果
- 社内で運用できる割合 30%→75%
- システム維持コスト40%削減
- 開発サイクル6ヶ月→2ヶ月
プロジェクト成果
生産システム統合時間
改善前: 3日
8時間
70%短縮
システム維持コスト
改善前: 年2億円
年8,000万円
60%削減
新機能開発速度
改善前: 6ヶ月
2ヶ月
3倍向上
社内で運用できる割合
改善前: 30%
80%
50pt向上
企業情報
| 業界 | 製造業 |
|---|---|
| 規模 | 従業員5000+名 |
| 売上高 | 年商1,500億円 |
| 拠点 | 本社: 愛知県、生産拠点: 国内15工場、海外8工場 |
プロジェクト情報
| 体制 | IT部門30名、生産技術部20名 |
|---|---|
| 予算 | 約5,000万円 |
主な課題
レガシーシステムとDXの両立
- 20年以上運用のレガシー生産管理システム
- 工場間での異なるシステム・プロセス
- ベンダー依存による高いシステム維持コスト
- 新システム導入時の長期ダウンタイム(2-3日)
直面していた課題
レガシーシステムとDXの両立
古いシステムを作り替え、開発と運用の進め方を根づかせることで、生産効率を上げ、社内で運用できる体制をつくる必要があった。
具体的な課題
20年以上運用のレガシー生産管理システム
工場間での異なるシステム・プロセス
ベンダー依存による高いシステム維持コスト
新システム導入時の長期ダウンタイム(2-3日)
IT担当者が足りず、社内での運用に移しづらい
品質管理システムとの複雑な連携
製造ラインへの影響リスク
コンプライアンス要件(ISO 9001、TS 16949)への対応
課題のポイント
製造業ならではの古いシステムの作り替えと、社内で運用できる体制づくりを両立させることが最優先の課題でした。
ソリューション
段階的な刷新とDevOps導入
古い部分を少しずつ置き換える方式でシステムを移行し、CI/CDを社内で運用できるようにしたうえで、開発と運用の進め方を組織に根づかせました。
システムアーキテクチャ
Strangler Pattern
段階的レガシーシステム置き換え
Microservices
機能別マイクロサービス化
API Gateway
レガシーシステムとの統合API
Container Platform
OpenShiftによるコンテナ基盤
Infrastructure as Code
Ansibleによるインフラ自動化
GitOps Workflow
Git中心の運用プロセス
DevOps文化の定着
DevOps人材育成プログラム
参加者: 50名
- Git/CI/CD基礎研修
- コンテナ・Kubernetes実習
- Infrastructure as Code実践
- モニタリング・運用自動化
- アジャイル開発手法
組織変革
-
DevOpsチーム
専任チーム10名新設 -
Cross-functional Team
開発・運用・ビジネスの混成チーム -
Community of Practice
社内DevOpsコミュニティ活動 -
Continuous Learning
継続的学習文化の定着
実装プロセス
フェーズ1: 基盤構築・人材育成(3ヶ月)
- OpenShiftクラスター構築
- CI/CDパイプライン設計
- DevOpsチーム組成・研修
- Git/Jenkins環境構築
フェーズ2: パイロット移行(4ヶ月)
- 在庫管理システムのマイクロサービス化
- API Gateway実装
- 自動テスト環境構築
- モニタリング・ログ基盤整備
フェーズ3: 本格展開と社内運用への移行(3ヶ月)
- 生産計画システム移行
- 品質管理システム統合
- 全工場への展開
- DevOps文化の定着・継続改善
使用技術
プラットフォーム
システム統合
事業への効果
生産効率 25%向上(作業にかかる時間を短縮)
品質データ統合による不良品率 40%削減
システムダウンタイム 90%削減
IT人材の技術力向上とモチベーション向上
工場間でのベストプラクティス共有促進
新工場立ち上げ時のシステム構築期間 50%短縮
Deployの支援により、製造業特有の課題を理解した上で最適なDevOps戦略を立案できました。特に人材育成面でのサポートが手厚く、社内にDevOps文化が根付いています。今では他部署からもDevOps導入の相談が来るようになりました。