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Backstageで開発者ポータル構築:サービスカタログから始める

Deploy 編集部
Deploy編集部。DevOps・クラウドインフラ・AI活用の実装知見を、実際の支援実績にもとづいて発信しています。
2026年04月22日
3分で読める
BackstageでサービスカタログとTechDocsを立ち上げ、組織のDevExを底上げする実装手順。
#Backstage #DevPortal #プラットフォーム
Backstageで開発者ポータル構築:サービスカタログから始める

Backstageで開発者ポータル構築:サービスカタログから始める

組織内に多数のサービスが存在すると、「どのサービスが誰の管理下にあるか」「ドキュメントはどこにあるか」を 把握するだけでも一苦労になる。Backstage(オープンソースの開発者ポータルフレームワーク)を導入することで、 サービスカタログとドキュメントを一元管理し、組織全体のDevExを底上げできる。

背景・現状の課題

開発者ポータルを構築しようとする組織の多くが直面する課題は、サービスカタログ管理ツールが チームごとにバラバラであることと、ドキュメントの整理・更新にかかる手間が大きいことである。 情報が分散していると、新しく参加したメンバーが必要な情報にたどり着くまでに時間がかかる。

Backstage導入の3つのステップ

ステップ 内容 ポイント
1. サービスカタログの構築 各サービスのオーナー・技術スタック・依存関係を`catalog-info.yaml`として定義 既存サービスを一括で登録するスクリプトを用意すると移行が楽になる
2. TechDocsの統合 各サービスのMarkdownドキュメントをBackstage上で一元表示 ドキュメントはサービスのリポジトリと同じ場所で管理し、Backstage側は表示のみ担当させる
3. 外部ツールとの統合 ArgoCD・Kubernetes等のプラグインで、デプロイ状況やリソース状態をポータル上に統合表示 まずは頻繁に参照するツールから段階的にプラグインを追加する

実装上の落とし穴と対策

Backstage導入で失敗しやすいのは、最初から全サービスの詳細情報を完璧に登録しようとして プロジェクトが長期化してしまうケースである。まずは最小限の情報(サービス名・オーナー・リポジトリURL) だけでカタログを立ち上げ、実際に使われ始めてから情報を充実させていく方が、定着までのスピードが速い。

組織への浸透のさせ方

Backstageを構築しても、開発者が日常的に開くツールにならなければ効果は出ない。新規サービス作成時の テンプレート機能をBackstage経由でのみ提供する、オンボーディング資料をBackstageに集約するなど、 「Backstageを見ないと困る」状況を意図的に作ることで、利用習慣として定着しやすくなる。

まとめ

Backstageによる開発者ポータルは、サービスカタログとドキュメントの一元管理を通じて組織のDevExを 向上させる。完璧な情報整備を最初から目指すのではなく、最小限のカタログから始めて段階的に 充実させていく進め方が、実際の定着につながりやすい。

公式ドキュメント: Backstage Documentation

よくある質問

Backstage導入はどこから始めるべきですか?

最小限の情報(サービス名・オーナー・リポジトリURL)だけでカタログを立ち上げ、使われ始めてから情報を充実させていく方が定着が速い。

ドキュメントはBackstage側で直接編集すべきですか?

ドキュメントはサービスのリポジトリと同じ場所で管理し、BackstageのTechDocsは表示のみを担当させる設計が扱いやすい。

Backstageを組織に定着させるにはどうすればよいですか?

新規サービス作成のテンプレート機能をBackstage経由でのみ提供するなど、Backstageを見ないと困る状況を作ることで利用習慣として定着しやすくなる。
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