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DevOps

フィーチャーフラグ運用:LaunchDarkly/Unleashで安全にリリースする

Deploy 編集部
Deploy編集部。DevOps・クラウドインフラ・AI活用の実装知見を、実際の支援実績にもとづいて発信しています。
2026年04月21日
3分で読める
フィーチャーフラグでリリースとデプロイを分離し、A/Bテストやカナリアを実装。
#フィーチャーフラグ #リリース #LaunchDarkly
フィーチャーフラグ運用:LaunchDarkly/Unleashで安全にリリースする

フィーチャーフラグ運用:LaunchDarkly/Unleashで安全にリリースする

「デプロイ」と「リリース」を分離できると、コードは本番環境に配置しつつ機能の公開タイミングを 別途コントロールできる。フィーチャーフラグを使えば、 A/Bテストやカナリアリリースをコードのデプロイとは独立して制御できるようになる。

背景・現状の課題

デプロイと同時に機能を全ユーザーへ公開する方式では、問題発生時のロールバックが「再デプロイ」を 伴うため復旧に時間がかかる。また、新機能を一部ユーザーだけに先行公開してフィードバックを得る、 といった段階的な展開もデプロイの仕組みだけでは難しい。

代表的な2つのツール

ツール 提供形態 特徴
LaunchDarkly SaaS型のフィーチャーフラグ管理サービス ターゲティング・A/Bテスト機能が豊富、大規模組織での実績が多い
Unleash OSS(セルフホスト可能)のフィーチャーフラグ管理システム 自社インフラ内で完結させたい場合や、コストを抑えたい場合に選ばれやすい

実装上の落とし穴と対策

  • フラグの整理不足:リリースが完了した機能のフラグを削除せず放置すると、コードベースに条件分岐が蓄積し可読性が下がる。フラグには「役目が終わったら削除する」運用ルールと、棚卸しの定例を設ける。
  • フラグ評価のパフォーマンス影響:フラグの数が増えると、リクエストごとの評価コストが無視できなくなることがある。フラグ管理システム側のキャッシュ機構を活用し、評価のたびに外部APIを叩かない設計にする。
  • 環境間の設定不整合:ステージングと本番でフラグの状態が食い違ったまま気づかず、本番だけで問題が発生することがある。環境ごとのフラグ設定を定期的に比較・可視化する仕組みを持つ。

A/Bテストとカナリアリリースへの応用

フィーチャーフラグは、単純なON/OFFだけでなく、ユーザー属性に応じたターゲティング(一定割合のユーザーのみ、 特定のプランのユーザーのみ等)にも使える。この仕組みを使えば、新機能を5%のユーザーにだけ公開して メトリクスを観察し、問題なければ段階的に対象を広げる、というカナリアリリース的な運用がデプロイ済みの コードに対して柔軟に行える。

まとめ

フィーチャーフラグは、デプロイとリリースを分離することで、ロールバックの高速化と段階的な機能公開を 実現する。導入効果を持続させるには、役目を終えたフラグを削除する運用ルールを最初から組み込んでおくことが重要である。

公式ドキュメント: LaunchDarkly Docs / Unleash Docs

よくある質問

LaunchDarklyとUnleashはどう使い分ければよいですか?

ターゲティングやA/Bテスト機能を重視し大規模組織での実績を求めるならLaunchDarkly、自社インフラ内で完結させたい・コストを抑えたいならOSSのUnleashが向いている。

フィーチャーフラグはいつ削除すべきですか?

リリースが完了し役目を終えたフラグは削除する運用ルールを定め、定期的な棚卸しを行うことでコードベースの可読性を保てる。

フィーチャーフラグでカナリアリリースはできますか?

ユーザー属性に応じたターゲティングを使い、新機能を一部のユーザーにだけ公開してメトリクスを観察しながら対象を広げる運用が可能。
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